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不飽和脂肪酸、オメガ3系脂肪酸、リノール酸って?魚とDHA
DHAって検索したら、「不飽和脂肪酸」ってよく出てくるけど、不飽和脂肪酸って何??
■DHAは体にとってとても重要な栄養素
DHAとは、 ドコサヘキサエン酸(Docosahexaenoic acid)の略称です。
「頭を良くする」「血液をサラサラにする」などの働きがあることで話題になっています。
脳の機能維持と向上に役立つ成分であり、私たち人間にとってとても重要な栄養素になっています。
■不飽和脂肪酸って何?
DHAは、いわしやぶり、さば、さんまなどに多く含まれる不飽和脂肪酸です。
脂肪酸はおおきく分けて、バターやラードなどに含まれる「飽和脂肪酸」と、植物油や魚介類などに含まれる「不飽和脂肪酸」の2つに分類されます。
飽和脂肪酸を摂りすぎると、血液がドロドロになったり、肥満や高血圧の原因になるなど健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
一方 HAをはじめとする不飽和脂肪酸には血液をサラサラにする効果があり、
心筋梗塞や脳卒中などさまざまな生活習慣病の予防に役立つと言われています。
■最も必要なオメガ3脂肪酸(α―リノレン酸/DHA/EPA)
〈主な食材〉
・青魚(サバ・ぶり・サケ等)
・亜麻仁油
・ナッツ類(くるみ・アーモンド)
オメガ3脂肪酸は質の良い油で、最も積極的に摂取したい脂肪酸です。
昔に比べて、現代の食生活ではこのオメガ3脂肪酸が最も不足しやすいので意識をして摂り入れなければいけません。
■控えるべきオメガ6脂肪酸(リノール酸・リノレン酸・アラキドン酸)
〈主な食材〉
・サラダ油
・ごま油
・マヨネーズ
オメガ6脂肪酸はオメガ3脂肪酸と同じく私たちの体内では作り出せない必須脂肪酸ですが、オメガ6脂肪酸は悪玉コレステロールを減らす効果と同時に善玉コレステロールも減らしてしまいます。コンビニ・ファーストフード・揚げものなどに使う、私たちにとって最も身近な油です。
■体内でも合成されるオメガ9脂肪酸
〈主な食材〉
・オリーブオイル
・ごま油
オメガ9脂肪酸は主にオリーブオイルから摂取することのできる質の良い油で、食べものから摂取する他に体内でつくることができます。抗酸化作用にも適しているので、積極的に摂り入れましょう。
オメガ3脂肪酸は美容と健康に大変効果的な質の良い油ですが、
その効果を最大限に引き出すにはオメガ6脂肪酸とのバランスを意識しなくてはいけません。
1:4が理想のバランスだそうです。
積極的にオメガ3脂肪酸を取り入れてみましょう!